あなん歯科医院 の日記
-
床矯正治療
2015.10.23
-
床矯正治療 私のところでは、現在のところ、床矯正単独の治療は行っていません。 何故か? 10年前、私も床矯正治療を行っていました。ですが、患者さんのモチベーションが低く、また、治療を受けるお子さん任せで、治療結果がまったくと言っていいほど悪かったのです。そして最後には、私のせいだとなじる患者さんが出てきました。(きちんと最初にご説明したのですが) その結果、私は、床矯正単独の治療は行わないようになりました 。 確かに費用は安いかもしれませんが、お子さんが使っていただけないのであれば、治療効果は期待できません。『安かろう悪かろう』になってしまったのです。 そういった意味からも、やめることにしました。 しかし、床矯正治療で培われた知識や技術は役に立っています。 そこで、通常の矯正治療と併用して、短期間、使っていくようにしています。 それは、床矯正というのは、基本的に矯正の中の一部だからです。 また、床矯正だけなら、安く済みそうですが、すべての問題を解決できないという欠点もあります。 通常の矯正治療が高いと思われる方もいらっしゃいますが、70%の方は、床矯正治療だけでは治らないのです。矯正治療は大体、小さいころから始めると観察期間や本格的に治療を終わるまでに5年から10年かかります。その間の費用と考えていただければ、それほど高いとは思いませんし、安いのではないでしょうか? それに、歯ブラシの指導や本人のモチベーションも上げていけます。そのように考えていただければ、トータルな責任を持った一人の医師が行う矯正治療が一番ではないでしょうか?
