あなん歯科医院 の日記
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糖尿病研修会
2011.06.17
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昨日は、横浜のインターコンチネンタルで糖尿病の研修会に参加してきました。最近の糖尿病は、いろいろな薬が開発されて治療が容易になってきたということでした。また、インシュリンを使う治療は以前は最終手段ということでしたが、今では他の薬と併用することで治療が格段に容易になったと講師の先生はお話していました。 なぜ歯科の私が糖尿病の研修会なのかということですが、この病気は歯科と深く関連があります。糖尿病はほっておけば、血管をぼろぼろにするのです。血管がぼろぼろになったところには歯科の治療は何もできません。インプラント治療をするにも血管が悪ければ、きちんと治っていかないのです。最悪、埋めたインプラントが取れてしまうことがあります。また、歯ぐきも血が止まらなくなることがあります。ですから、この病気を知ることで患者さんへのきちんとした対応ができるようにこのような医科の研修会に参加しています。 今回の講師の先生は、長年糖尿病を研究していらした順天堂大学大学院(文科省事業)スポートロジーセンター河盛 隆造先生でした。かなりご高齢の先生も熱心に研修会に参加されていて、医者はいつまでも勉強だなと思いました。
